歴史探偵

趣味の歴史、地理ネタを中心にカルチャー全般、グルメについて書いています。

地形・地理探偵

JR代々木駅 地形的・歴史的マニアック案内

"地味な"駅なりに見るところはある。 代々木駅は地味だけど… 代々木駅は新宿駅と近すぎる! 代々木駅にはホームの段差がある! 総武線の勾配を確かめてみた 代々木駅は"代々木"ではない? 最後に 代々木駅は地味だけど… 自分のJRでの最寄駅となると「代々木…

丹後・伊勢神宮ゆかりの神社〜籠(この)神社・参拝記〜

天橋立は"聖地"だった。 "元伊勢"という言葉を知っていますか? 観光船で海を渡る 観光船がモーターボートか それが問題だ 日本三景と並走する 天橋立に"神を感じた"古代の人々 ”元伊勢”は海からすぐ 丹後国随一の社格を誇る 社殿も確かに”伊勢っぽい” 五色…

ドラマ「逃げ恥」のお寺に行ってみた~山梨県甲州市・大善寺 訪問記~

別名「ぶどう寺」。ワイン付きの拝観券がある。 逃げ恥で胸キュンのシーンがあったお寺 勝沼ぶどう郷駅は一見の価値あり 山梨県は美しい土地 ”ぶどう郷”の駅というだけはある いざ”ぶどう寺”へ 山梨には大工集団がいた! 戊辰戦争の舞台にも 滅亡直前の戦国…

「作品の中の大田区」@大田区立郷土博物館・訪問記

ざっくりつかもう、大田区という土地。 地元ローカルの博物館・資料館はおススメ! 最寄駅から徒歩5分!大田区立郷土博物館 絵画でわかる大田区~ものすごく多彩な表情を持つ土地~ 大田区には伝統工芸がある!〜大森麦わら細工〜 大田区には(ネタの豊富な…

本「日本史のツボ」感想⑥〜日本はいつから一つなのか〜

日本史というものはない。地域史があるだけ?! 日本はいつから”一つ”なの? 自分は京都府の生まれで、20代後半までずっと関西にいました。普段は"日本は一つ"と何の疑いもなく日々過ごしてるんですが、東北とか行くとその感情が少し揺さぶられます。 その地の…

"蔵のまち" 秋田県横手市増田地区・訪問記

"蔵"に凝縮された雪国の美意識。 こんな蔵があったのか! ざっくり分かる"蔵のまち" 豪壮豪華な蔵 かつての薬屋さんの看板 これはアートか宣伝か 蔵 3連発の敷地 蔵の天井は高い!! 最後に 補足 公共交通で行くにはちとツラい… こんな蔵があったのか! 日本…

代々木八幡宮例大祭・訪問記(2018年9月22日@代々木八幡宮)

”縄文の一等地”でお祭りの屋台をめぐる。 地元の神社のお祭りに行ってみる 代々木八幡宮の土地は高低差として高い! 縄文時代には一等地だった⁈ いや〜 けっこう混んでます 金魚すくいは300円と500円あり 境内でゆったり過ごすならココ! 渋谷の”局所的な”歴…

東京・穴場の名庭園をめぐる~ホテル椿山荘 庭園~

無料で味わえる庭園の粋。 意外と知られていない名庭園がある 庭園の全体図は? ちょっとした森?というくらい茂る木々 ”3D”的に楽しめる庭園 若冲ゆかりの石像がかわいい 椿山荘ゆえ椿は充実している 庭園の景観を引き締める三重塔 夜からだって訪問できる…

タダ(無料)で東京を俯瞰する~東京都庁展望室~

新宿で1時間、暇が出来たら行く価値あるかも。 そうだ 展望台、行こう。 展望室まで15分 東京景観プチ解説 スカイツリー 江戸の行楽場所・大山と甲州街道 高層ビルの林 ちょいと買いたくなるお土産発見! 盆栽プラモ キラキラ!折り紙のよろい 外国の名前を…

本「常磐線中心主義」序章・感想

常磐線は"東京の下半身"である。 常磐線中心主義(ジョーバンセントリズム) 作者: 五十嵐泰正,開沼博,稲田七海,安藤光義,大山昌彦,沼田誠,帯刀治,小松理虔 出版社/メーカー: 河出書房新社 発売日: 2015/03/26 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を…

東北地方の背骨を越える〜北上駅→横手駅ローカル線の旅

東北を東西移動すると何が見える? ローカル線でもお盆は混んでる! この時期は特別に車掌も同乗 陽光きらきら 緑輝く美田 「〇〇目」という地名 いよいよ東北の背骨に 麗しい名前の駅あり ”北上線は大船渡線より格下なのか”問題 横手駅は暑かった… 最後に …

地図好きは新宿駅に急げ‼︎ 「くらしと測量・地図」展

世の中には地図好きが多い(と思う)。 新宿駅でカジュアルに地図を楽しもう! ブラタモリ秩父の立体模型 どれも楽しい!地図文具 女子大生だって地理が好き 高層ビルは”地形”である 歴史×地図もこれまたオイシイ 関東大震災で被害が多かったのは… 戦争は地…

東北・秋田新幹線で”太平洋プレート”を感じる

車窓の風景から地学を学ぶ。 日本列島100万年史 大地に刻まれた壮大な物語 (ブルーバックス) 作者: 山崎晴雄,久保純子 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2017/01/18 メディア: 新書 この商品を含むブログ (3件) を見る 東北・鉄道の旅は景色に変化がない? …

王子駅から至近!桜&歴史散歩〜飛鳥山公園〜

ソメイヨシノが終わってもまだまだ桜は見たい! 咲き誇る八重桜 王寺駅方向にカワラケを投げていた?! 最後に 暖春の今年、ソメイヨシノ(ふつう桜と言えばこの品種)の桜前線は日本列島を疾走的に北上している(2018年4月5日現在)。東京では目黒川で満開…

これで100円! コスパ最強の博物館~箱根ジオミュージアム~

箱根の火山・温泉とだいぶお友達になれた気がする。 箱根・大涌谷にある「箱根ジオミュージアム」が素晴らしかった。 箱根っていくつも温泉地があります。有名なところだとロマンスカーの終点である「箱根湯本」とか箱根駅伝のコースにもなっている「宮ノ下…

東京の鉄道路線がそのまんまアートに!〜東京動脈〜

地図好きの人となら、この作品の鑑賞をしつつ何杯でもお酒が飲める。 作品「東京動脈」 港区にある東京都立中央図書館(地下鉄日比谷線広尾駅から徒歩8分)で『「東京」いまむかし〜鉄道網の発達による賑わいの変遷〜』という企画展示が開催中です。 ※現在は…

茨城の"貴重な"凸地の物語

茨城の凸地は特別かもしれない、という話。 水戸市のどこからでも見つけることのできる茨城県庁ビル。 25階が展望ロビーになっていて文字通り茨城県が一望できる。実際に眼下に「関東平野の茨城県部分」の景色をものにしてみると、自分のように、西日本出身…

横浜・山手の”尾根道”〜”歩く時代”の道を歩く

尾根道を歩くのは起伏がなくてラクだなあ、という話。 幕末に外国人の居留地とされた横浜の山手(=やまて。横浜に慣れない人間は”やまのて”と読みがちですが)。今でも、緑多い高台に瀟洒な洋館が立ち並び、散歩しているとこのうえなく楽しい。全国的にみて…