後半、尻上がりに面白かった。
- オープニング
- 前半
- 1 .三代目 J Soul Brothers「R.Y.U.S.E.I.」
- 2 .坂本冬美「夜桜お七」
- 3 .郷ひろみ「GOLDFINGER’99~GO!GO!2018~」
- 4 .Little Glee Monster「世界はあなたに笑いかけている」
- 5 .山内惠介「さらせ冬の嵐~刀剣男士コラボスペシャル~」
- 6 .DAOKO「打上花火」
- 夢のキッズショー
- 7 .Hey! Say! JUMP「Ultra Music Power~Hey! Say! 紅白スペシャルver.~」
- 8 .丘みどり「鳰の湖」
- 9 .天童よしみ「ソーラン祭り節2018~どさんこver.~」
- 10. Suchmos「VOLT-AGE」
- 11 .純烈「プロポーズ」
- 12 .あいみょん「マリーゴールド」
- 13 .水森かおり「水に咲く花・支笏湖へ~イリュージョンスペシャル~」
- 14 .Sexy Zone「カラクリだらけのテンダネス~2018紅白ver.~」
- 15 .刀剣男士「刀剣乱舞~出陣!紅白歌合戦~」
- 16 .Aqours「君のこころは輝いてるかい?」
- 17 .YOSHIKI feat. HYDE「Red Swan」
- 18 .YOSHIKI feat. サラ・ブライトマン「Miracle」
- おげんさんといっしょ
- 19 .島津亜矢「時代」
- 20 .五木ひろし「VIVA・LA・VIDA!~生きてるっていいね!~」
- 後半
- 1 .DA PUMP「U.S.A.」
- 2 .いきものがかり「じょいふる」
- 3 .AKB48「恋するフォーチュンクッキー」
- 4 .福山雅治「2018スペシャルメドレー」
- 5 .King & Prince「シンデレラガール」
- 6 .Perfume「Future Pop 紅白SP」
- 7 .関ジャニ∞「ここに」
- 8 .欅坂46「ガラスを割れ!」
- 9 .三山ひろし「いごっそ魂~けん玉世界記録への道、再び~」
- 10. 西野カナ「トリセツ」
- 11 .SEKAI NO OWARI「サザンカ」
- 12 .乃木坂46「帰り道は遠回りしたくなる」
- 13 .北島兄弟 北島三郎「ブラザー」 「まつり」
- 14 .TWICE「紅白メドレー2018」
- 15 .EXILE「EXILE紅白スペシャル2018」
- 16 .Superfly「Gifts」
- 17 .三浦大知「Be Myself~紅白スペシャル~」
- 18 .aiko「カブトムシ」
- 19 .松田聖子「SEIKO DREAM MEDLEY 2018」
- 20 .氷川きよし「勝負の花道~世界に響く和太鼓SP~」
- 21 .椎名林檎と宮本浩次「獣ゆく細道」
- 22 .松任谷由実「私が好きなユーミンのうた~紅白スペシャル~」
- 23 .星野源「アイデア」
- 24 .米津玄師「Lemon」
- 25 .MISIA「アイノカタチ 2018」
- 26 .ゆず「うたエール」
- 27 .石川さゆり「天城越え」
- 28 .嵐「嵐×紅白スペシャルメドレー」
- 29 .サザンオールスターズ「希望の轍」「勝手にシンドバッド」
- 最後に
- 補足〜テロップの字体を変えてほしい〜
- その他の識者によるレビュー
平成最後の紅白歌合戦。(ほぼ)全シーンの感想です。
オープニング
あんまり奇をてらわないMCで過去の紅白VTRへのフリから。
懐かしい映像は満載だけど、生放送が始まったドキドキ感(今、LIVEが始まった‼︎みたいな)はあまりない。去年は、擬似生とはいえ、渋谷の街を車で走るシーンがあった。今、思えばあれが効いていたのかもしれない。その映像には非常にLIVE感があった。
VTRの間に歌手全員ステージに板付いてラインナップというのは昨年と同じスタイル。歌手がズラズラ出てくる退屈な時間を避けられる意味ではいいと思う。
前半
1 .三代目 J Soul Brothers「R.Y.U.S.E.I.」
2 .坂本冬美「夜桜お七」
3 .郷ひろみ「GOLDFINGER’99~GO!GO!2018~」
4 .Little Glee Monster「世界はあなたに笑いかけている」
5 .山内惠介「さらせ冬の嵐~刀剣男士コラボスペシャル~」
6 .DAOKO「打上花火」
夢のキッズショー
面白さが分からない。子どもと一緒に見ていないからなのか…。でも子どもがいたとしても「NHKなんで」という大人のセリフはよく分からないと思う。ん〜何がやりたいがよくわからない。シーン全体として壮大なボケをかましてるんだから、ツッコミ役もいると思うが、内村さんも演じる側に回っているからツッコミ不在になってしまっている。
7 .Hey! Say! JUMP「Ultra Music Power~Hey! Say! 紅白スペシャルver.~」
8 .丘みどり「鳰の湖」
9 .天童よしみ「ソーラン祭り節2018~どさんこver.~」
10. Suchmos「VOLT-AGE」
11 .純烈「プロポーズ」
12 .あいみょん「マリーゴールド」
13 .水森かおり「水に咲く花・支笏湖へ~イリュージョンスペシャル~」
14 .Sexy Zone「カラクリだらけのテンダネス~2018紅白ver.~」
15 .刀剣男士「刀剣乱舞~出陣!紅白歌合戦~」
16 .Aqours「君のこころは輝いてるかい?」
17 .YOSHIKI feat. HYDE「Red Swan」
18 .YOSHIKI feat. サラ・ブライトマン「Miracle」
おげんさんといっしょ
19 .島津亜矢「時代」
20 .五木ひろし「VIVA・LA・VIDA!~生きてるっていいね!~」
後半
1 .DA PUMP「U.S.A.」
2 .いきものがかり「じょいふる」
3 .AKB48「恋するフォーチュンクッキー」
4 .福山雅治「2018スペシャルメドレー」
「甲子園」。甲子園球場の映像を使うならば、時折、画面撮り切りにした方が良かったと思う。イマイチ感情移入できない。
5 .King & Prince「シンデレラガール」
6 .Perfume「Future Pop 紅白SP」
7 .関ジャニ∞「ここに」
前MCのチコちゃん、無駄に長い(チコちゃんのシーンはどこもそうだったが)。また関ジャニ∞の歌の背景がなぜ万博なの?歌の内容と全然合ってない。視聴者をどんな気持ちにさせたいのか、分からない。そして後受けでも、またチコちゃん…。ウソでしょ、まだやるの?って感じ。情報をアナがパターンで紹介するとか、非常に残念…。そもそもアナが紹介しようとするその情報、そんなに知りたくないって。
8 .欅坂46「ガラスを割れ!」
すごくモノトーンを基調としたステージで、非常に引き締まってていい。欅坂ってカッコいいんだ、と感じる。
9 .三山ひろし「いごっそ魂~けん玉世界記録への道、再び~」
昨年に続き、けん玉の演出。これはこれで、筋が通ってていい。
10. 西野カナ「トリセツ」
11 .SEKAI NO OWARI「サザンカ」
12 .乃木坂46「帰り道は遠回りしたくなる」
13 .北島兄弟 北島三郎「ブラザー」 「まつり」
14 .TWICE「紅白メドレー2018」
15 .EXILE「EXILE紅白スペシャル2018」
16 .Superfly「Gifts」
17 .三浦大知「Be Myself~紅白スペシャル~」
18 .aiko「カブトムシ」
19 .松田聖子「SEIKO DREAM MEDLEY 2018」
20 .氷川きよし「勝負の花道~世界に響く和太鼓SP~」
21 .椎名林檎と宮本浩次「獣ゆく細道」
22 .松任谷由実「私が好きなユーミンのうた~紅白スペシャル~」
23 .星野源「アイデア」
一幕ものの舞台のようだった。本人が後ろに下がって、長いワンカメショー。下手袖に移動して生ギター。先の展開が読めなくて非常にスリリング。最後は木琴からドラまで飛び出した。本人のアイデアも入っていたのだろうか。さすがのパフォーマンスっぷり。
24 .米津玄師「Lemon」
25 .MISIA「アイノカタチ 2018」
26 .ゆず「うたエール」
27 .石川さゆり「天城越え」
28 .嵐「嵐×紅白スペシャルメドレー」
29 .サザンオールスターズ「希望の轍」「勝手にシンドバッド」
最高すぎる。本人たちのLIVEを紅白で見られるとは…。しかもサブちゃんもいる。ユーミンもいる。ユーミン、腰振ってるし。やっぱ紅白ってすごい番組だ。このシーンほどそれを思ったことはなかった。何だかよく分からないけど、いいもの見せてくれてありがとう。
ただ、この後の「投票」は必要なのか、疑問に思ってしまった。もう「蛍の光」にいってしまっていいのでは、と。
最後に
超大物の共演を目の当たりにできたと言う意味で、特に終盤、非常に贅沢な時間を過ごすことができました。
思うのは、NHKはやっぱり”笑い”は苦手と言うことです。”笑い”を取りにいって、スベる・寒いということがほんと多い。この点は毎年同じです。毎年同じ失敗を繰り返している。内村さんがリラックスして他の共演者にツッコんでるシーンでは、ちゃんと笑いになっているけど。
ただ今年は紅白の価値を再認識できたので、来年も楽しみに見ます!
補足〜テロップの字体を変えてほしい〜
細かいことですが、紅白の歌詞その他のテロップの”字体”が気になります。どうしてあんな行政文書のようなゴシック体なんだろうか。日本一の音楽番組なのだから、その辺りまでも気を配ってほしい。
その他の識者によるレビュー
今年の、新しい元号の最初の紅白――昔のように夜9時スタートに戻していいんじゃないですかね。正直、平成最後の紅白も、2部だけで十分だったとも。1部は全体的に盛り上がりに欠けたし、企画コーナーはEテレの番宣臭が強く、チコちゃんを始めとする賑やかしの演出もかなり部分で滑っていた(出演者の問題というより、演出の問題ですね)。
ー草場滋(メディアプランナー)
企画コーナー、ほんと滑ってるんですよね〜。誰か「その演出、滑ってるよね、やめない?」と言えればいいんですが、これが難しい。なぜなら演出家として優れている人が紅白を統括しているわけではないから。統括している人は行政的に優れた人=組織運営が巧みな人。なのでどちらかというと役所に近いと思う。
柴:出ないんじゃないかと思われていた紅白でも、米津玄師は徳島の大塚国際美術館で素晴らしいパフォーマンスを披露しましたね。
宇野:紅白って、良くも悪くも渋谷のNHKホールのステージという縛りの中でおこなわれてきたイベントじゃない? でも、近年は中継での出演という方法によって、ステージ上で他の出演者と横並びになることを回避する出演者が増えている。
そこにはアーティストのパワーや交渉力を見せつけられるような感じもあって、ちょっとムズムズするところがあったんだけど、あのくらい圧倒的なものを中継で見せてくれたら文句のつけようがないよね。
ー宇野維正(音楽ジャーナリスト)、柴那典(音楽ジャーナリスト)
やはり米津さんのシーンの完成度は際立っていたということですね。あのシーンの美術を手がけたデザイナーさんは、紅白も何本も担当してきたNHKを代表するクリエイターの一人です。
※こちらは2017年の紅白OPの記事です。