歴史探偵

趣味の歴史、地理ネタを中心にカルチャー全般、グルメについて書いています。

京都宿泊の強いミカタ⁈〜ナインアワーズ京都(9h)・レポート~

宿泊代8000円を高いとみるか安いとみるか。

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そうだ カプセルホテル泊まろう!

3月24日、土曜日。京都市内に宿泊する用事がありました。

1ヶ月前にビジネスホテルを取ろうとしたが、ふつうのホテルはシングルルームで1万数千円します。夜は遅くまで飲む予定があったので、宿としては「寝て、シャワーさえ浴びられればいい」と考え、今回はカプセルホテルにしようか、と。自分史上初のカプセルホテルです。

選んだのはナインアワーズ京都というカプセルホテル。いったいどんなホテルだったのか、この記事でレポートしてみようと思います。

 

どうしてナインアワーズにしたのか 

このホテルにしたのは、HPの写真を見て、新しく清潔そうだったし、スタイリッシュだったからです。

料金は8000円(この時期の値段)。「カプセルにしては高いな〜」とは思うけど、ビジネスホテルはさらに高いし、ほかに選択肢がない。まだ桜(ソメイヨシノ)の満開には1週間早いのに、京都のこの宿の逼迫状況たるや、ウワサ以上でした。花見のシーズン真っ盛りになったらカプセルホテルを取るのさえキツいのかもしれないです。

 

ナインアワーズ  現地レポート

京都市街地でもトップクラスの利便性

外観はこんな感じ。アクセスとしては京都の中心繁華街である四条寺町から至近で、京都市街地でもトップクラスに便利な場所にあることは間違いないです。

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男女別のエレベーター

こちらはエレベーター。表示を見れば分かるようにフロアは2~5Fが女性フロア、6~9Fが男性フロアと分かれていて、エレベーターもそれぞれ専用のもの使用します。

女性にとってはフロントのある1F以外で男性と顔を合わす必要がないので、安心でしょうね。

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カプセルの中 圧迫感は感じない

これは宿泊フロア。就寝スペースがズラリと並んでいます(誰かの足が写っちゃった。ごめんなさい…)。

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 就寝スペースを正面から見るとこの通り。中で寝そべっても圧迫感は感じないです。f:id:candyken:20180327145150j:plain

こんなふうに寝転がって、腕を上に上げても天井までは余裕があります。

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こちらはベッドの頭側の壁にある「寝室環境システム」というもの。きちんとセットすると夜はだんだん暗くなり、朝は徐々に明るくなり自然な目覚めをサポートする、というものらしいです。

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しかし自分はこんなシステムがあるのは、就寝前はつゆ知らず。けっこう飲んでいたのもあって、ライトを消して即寝してしまいました。

でも仮にこのシステムを知っていたとしても使っていたかは疑問。ふつうに暗くして寝ればいいような気もします。

 

トイレは共有だが、清潔感あり

トイレは各フロアに2つずつ設置されている。デザインのせいかとても清潔感がある。このホテルはどこも統一感のあるデザインでまとめられていて好感が持てます。

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男性の場合9Fに個人ロッカーが。

ロッカー内にはタオル、室内着が置いてあります(写真には写っていないが、歯ブラシ・歯磨きもありました)。

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でも就寝スペースとロッカーが別フロアなのは「あ!ロッカーに忘れ物した」みたいなときは面倒でした。しかも自分は上段別ベッドだったので、いちいち梯子を上り下りするのも手間。カプセルホテルは下段の方がいいのでしょうか(それとも下段だと、通路を行き来する人の足音が気になるのでしょうか…)。
この辺りはカプセルホテル常連の方々の意見も聞いてみたい気がします。

同じく9Fにはシャワー室がズラリ。1つ1つのシャワーは完全に個室です。

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中のシャワーはこんな感じ。デザイン的にスッキリとまとまっています。
ただ温度の調節が赤、青のように分かりやすく記載されていないのでいきなりシャワー身体にあてるとヤケドするかも。注意しましょう。

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ちなみにこんな注意書きも渡されます。

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この注意書きでありがたかったのは
「シューズボックスキーの紛失にご注意ください」という一文。
シューズボックスは1階のフロント前にあり、外出しない限り外靴は使わないのでそのうち、靴の存在を忘れてしまう。ゆえに朝「あれ!シューズボックスのキー、どこにしまったっけ?」みたいな状態に陥ってしまうのです。自分はチェックアウト前に少し焦りました。皆さんご注意ください。

あと連泊するにしても、10〜12時はチェックアウトが必要だということらしい。その間は外出するか、1階にあるラウンジで過ごすしかなさそうです。

 

最後に

一通りの機能は揃っているし、夜もぐっすり眠れたので、特段不満はないのですが、やはり8000円という料金は少し高い気が。ただ観光シーズンではない平日はそこまで高くはないと思うので、宿泊の選択肢に入れるのはアリだと思います。

疲れのとれ具合は、やはりふつうのビジネスホテルの方がいいかな…。この辺りはホテルにどの程度のコストをかけるか、という価値判断の問題なので好みだとは思いますが。