日本一の桜マニアに学ぶ”桜の味わい方”〜TBSマツコの知らない世界【桜の世界】より〜

桜が好きな人には必見の内容だった。

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2018年3月20日（火）に放送された「マツコの知らない世界」に”日本一の花（桜）追い人”が登場。その方の桜の愛し方、こだわり方が素晴らしく、ぼくらのような一般人にも非常に役に立つ知識が満載だったので、ここにまとめておきます。

その方のお名前は中西一登（なかにし・かずと）さん。

番組でつけられたキャッチフレーズは桜を見るために仕事を5回辞めた”サクラリーマン”。この中西さん、なんと2017年春から2018年春までは毎週桜を見ていました。

季節、土地を選べば毎週、日本のどこかで桜が咲いているといいます。番組はその桜を追いかける中西さんの姿に密着していました（同じテレビ屋としてこの企画は素晴らしいと思う。本当に丁寧に取材をしていた）。

中西さんが桜を見るため一回目の退職をした際、”これはモノが違う”と思った桜は青森県・弘前公園の桜。約2600本の桜が植えられており、弘前城、岩木山とのコントラストも見事。

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番組で日本一の桜として紹介されていたのは山梨県北杜市の山高にある「山高神代桜（やまたかじんだいざくら）」。

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桜は大きく分けると「春に咲くもの」と「秋から咲き始めるもの」があります。

新宿御苑には秋から咲き始める3本の「十月桜」がある。 中西さんは6月〜9月はこの新宿御苑の十月桜を見ることで、上述した「毎週見る桜」のうち、かなりのノルマを達成したらしい。8月の週は毎週新宿御苑の桜を見ていたという。新宿御苑は真夏でも桜を見られるというのも驚きですね。

2017年4月18日は中西さんは吉野山の桜を観賞している。それを受けてマツコさんいわく「吉野山の桜は桜だけじゃなくて、グリーンと桜が混ざっている感じなのがいい」と。吉野山の桜はヤマザクラ。圧巻の3万本が植えられているとか。

山谷堀公園…スカイツリーと桜を一緒に撮るのにオススメ！
東急プラザ銀座…屋上に枝垂れ桜がある。若い人のデートコースにぴったり。
日比谷公園…ビルがほとんど映らない素敵な構図で写真が撮れる。
六本木さくら坂…比較的人の少ない穴場スポット
六義園（りくぎえん）の桜…樹齢70年、高さ15ｍ。3本の桜を寄せ植えしたもの。マツコさん「70年後の樹形を意識して、桜をデザインする日本人の凄さ。引きの画で見ると”盆栽”のように見える」と。中西さんいわく、六義園のような植え方をして成功している例は少ないんだとか。大学で専門に農学を学んだ方が寄せ植えしている。なお、中西さんおすすめの桜の観賞の仕方は「閉園5分前まで粘る」。そうすればかなり人が減るとのことです。

アルプス洋菓子店駒込店のスイーツ「さくら」…桜のシロップ漬けを使ったこだわりの桜クリームがスポンジにのっている。駒込店にしか売っていない。3月上旬〜4月上旬の限定商品。マツコさんがここ数年で食べたケーキで一番好きとのこと。
長命寺桜もち（隅田区向島）…ここは桜餅発祥の地。長命寺という寺で掃除を担当していた人が落葉する桜の葉がもったいないので何かに使えないかと思い、塩漬けにして和菓子を包むようにした。マツコさん「中のあんこも素晴らしい」。