フードの工夫、そして美味しさ。
いつも混んでる店についに潜入!
職場の近くで、その前を通るたび、いつも「混んでるなあ〜」という焼き鳥屋さんがありました。それが今日、ご紹介する「カドクラ商店」。
いつか行ってみたい!と思っていたのですが、11月3日(土)文化の日、ついにその願いが叶いました。混んでるのもナットクの、非常に水準の高いお店でした。
こぎれい&神経こまやかなお店
訪れたのは文化の日の午後8時。混んでいるのは分かっていたので、6時頃電話をし、妻と2人分を予約してから行きました。
お店に着いてみるとその日もやっぱり席がギッシリの混み具合。カウンターとテーブル席で30名くらいのキャパではありますが、空いてるのはテーブル2つ分だけでした。安定の人気ぶり。予約しといて良かった…。
中に入ってみて思ったのは、焼き鳥屋さんなのに(なのに、という言い方もヘンかもしれないけれど)とてもこぎれいだということ。オヤジふう居酒屋によくある「この店、小汚いんだけど旨いんだよね」的なノリは全くありません。
お店全般にウッディなコテージみたいな造りで、若い女の子だけで飲んでてもサマになる感じ。鳥貴族にしても、串カツ田中にしても最近人気の居酒屋って、こぎれいですよね。お店の清潔感がとても大事な時代なのかも。
壁の頭上には、荷物棚が設えてありました。
あと細かいですが、テーブルには"つまようじ"も。つまようじある居酒屋さんてあまり見ないので新鮮でした。
客のカユイところに手が届くといったふうの心遣いに感心です。
ドリンク&フードも価格は抑えめ
メニューはこんな感じ。
生ビールやホッピーは一杯(一セット)490円。焼き鳥盛り合わせは6本890円。激安とは言えないけれど、価格、抑えめな印象です。
フードがことごとく旨い
驚いたのはフードがどれも「おっ、これは!」と思うくらい美味しいこと。
こちらは厚焼き玉子390円。
見た目からして艶やかだったんですが、食べてみると舌触りが滑らかで、ほんのりな甘さが絶妙のバランス。
たたきとユッケの二種盛りは890円。
ユッケはとても新鮮。そして特筆すべきはたたきの肉厚さ。ちょっとしたステーキ?くらいの歯ごたえがあって、食べごたえ十分でした。
このフードには日本酒を合わせました。
小ぶりのワイングラスに注がれた地酒。あっさり生肉と日本酒の取り合わせは最高です。
こちらは先ほど紹介した焼き鳥盛り合わせ。
どの串も(もちろん)焦げてもおらず、パサパサもしておらず、とてもみずみずしい。この焼き加減の正しさってどうやって実現してるんだろう。とにかく旨い。
この盛り合わせを食べる頃にはこのお店の美味しさに全幅の信頼を寄せるようになっていました。
フードに”工夫心”あり
こちらは「ポテサラ鶏チャー」と命名されている一品。
ポテトサラダの上に焼豚ふうの鶏肉薄切りがのっています。こんなのは食べたことがない。サラダ頼んでいるのに肉も食べれて、なんか得した気分。これで390円だからやはり安いです。
「ここは中華屋さんか⁈」というようなメニューもありました。
「よだれ鶏」490円です。
鶏に四川風のやや辛いタレがかけられ、ネギがたっぷりのせられています。
こちらのお店、ユッケから焼き鳥、そしてこのよだれ鶏と、鶏肉をいろんなテイストで楽しめるように工夫されてました。
最後に
上記以外にもフード&ドリンクを何品か頼み、お会計は、1時間半、2人で8000円半ば。値段以上に満足感があり、コスパはとても良いです。
頼んでいないのに、食事の途中でおしぼりを持って来ていただいたのもポイント高かった。
代々木八幡、代々木公園のどちらからでもスグなので、他所からわざわざやって来たとしても、その価値がある良店だと思います。
でも予約はした方がいいでしょうね(ただ21時を過ぎた頃からは、少しずつお店も空いてきていました。予約ナシでふらりと行くならやや遅めを狙った方がいいかも)。
アクセスはこちら。
https://tabelog.com/tokyo/A1318/A131810/13204845/dtlmap/
おまけ〜フード事業会社運営のお店でした〜
後で調べてみたら、こちらの焼き鳥屋さん、subLimeというフード事業の株式会社が運営していました。
他には「ひもの屋」などの居酒屋チェーンを持ってらっしゃるようです。
この「カドクラ商店」がとても良かったので、他のチェーンにも行ってみたくなりました。