少人数orデートなどに向く(と思う)。
- 初台のお店 開拓へGO!
- 入口は少しわかりにくい
- 金曜の夜 雨なのに混んでいた…
- 初めての店は細かいところに敏感になる
- 盛り合わせの本数は融通がきく
- 5本の串 それぞれの妙味
- 野菜スティックもややラグジュアリー
- 胃袋に優しい鶏がらラーメン
- 最後に
初台のお店 開拓へGO!
金曜の夜。たまたま妻が実家に帰ってて不在の夜。
こんな時何をしたいか?何をするべきか…?
自分だったら飲み屋を開拓するの一択です!特にまだまだ開拓し切れていない自宅近くの参宮橋・初台近辺のお店を開拓したい!
ということで、やってきたのは初台の商店街の並びにある「千串屋」というお店。Googleマップでこの辺りをリサーチしてみると、けっこう良さそうな評判が並んでいます。「めっちゃうまい」「隠れ家的な名店」「初台駅周辺では3本の指に入る」等々…。
早速、自分で行って実地検分してみることにしました。
入口は少しわかりにくい
こちらが「千串屋」の入口。
京王新線・初台駅から南に伸びる商店街「初台商盛会」の一角にあります
(オペラシティという"スポット"だけに来て、用事を済ませて帰る、ということをしていると全然気づかないのですが、実は初台には商店街があるのです)。
千串屋のフロア自体は地下1階なので、店の存在自体があまり目立ちません。ボ〜っと歩いていたら見逃しそうです。
金曜の夜 雨なのに混んでいた…
自分が訪問したのは雨がそぼ降る金曜夜の9時半。カウンター15席ほど。テーブル席にも15名ほど座れるスペースがありますが、8割ほど埋まってました。やはり人気ですね〜。
一人であることを告げると、2席空いてたカウンターに案内していただきました。
初めての店は細かいところに敏感になる
座って「ま、とりあえずビールというところだろうけど、一応メニュー見てみるか…」なんてゆっくり構えていたら、
飲み物は?
と、男性スタッフさんにちょっと急かし気味に問われました。
じゃビールで…。
と応えたものの、その急ぐ感じが、初めての店だけに不安になりました。「この店、ゆっくり過ごせるのかな…」と。結果的には、こちらの杞憂に終わりましたが。
初めての店って店内のちょっとしたことをオオゲサに感じたりしがちですよね。初対面の人に会うときの心の動きに少し似ている気がする。
盛り合わせの本数は融通がきく
自分は串の店に来ると一本一本頼むのが面倒で、ついつい盛り合わせを頼みがち。
メニューを見ると「お任せ8本」とあります。「8本か〜。少し多いけど、まあしょうがない…」と思い、そうオーダーすると、先ほどの男性スタッフが
一人で8本多いなら減らしてもいいですよ。
というありがたい提案をしてくれました。
「え、数を調整してくれるの?」という嬉しい驚き。それならば、と5本でお願いしました。
このやりとりくらいからこちらも店に馴染んできました。
5本の串 それぞれの妙味
はつ
5本の串。まずは「はつ」です。
はつってコリコリした歯ごたえを楽しむものか、と思っていたらこちらのは違った。ものすごく上品で優しい歯ごたえ。でも噛みごたえがないのとも違います。肉汁もじわっとこぼれてとにかく美味しい。
「はつ」はこのお店でもイチオシのようで、メニューの紹介文に自画自賛感がありながらも
「他の店では味わえないこのプリプリ感!本当にはつ?って言われます」
とありました。確かに納得のクオリティです。
トマト巻き
2本目は「トマト巻き」
温かいトマトのふんわりした食感が何とも言えません。
ただゼリーの部分が少し熱いのでそこだけは気をつけた方がいいと思いました。少しだけ冷まして食べた方が安心です。
せせり
3本目は「せせり」
せせりはその脂ののってる感がとても好きな部位。ここのせせりには、肉の上に辛味噌が塗ってあり、さらに白ねぎがワサッとのっています。
その辛味噌が絶妙な味。ねぎはそのシャキシャキ感がこれもまた良し。
梅しそ焼
4本目は「梅しそ焼」
ささみはパサパサしてると「あ〜残念…」と思いがちですが、これはすごくみずみずしかった。
ねぎま
5本目は「ねぎま」
脂ののった鶏が充実して美味しいです。
ここまで食べてくると、このお店から
「美味しい串を食べさせるぞ!」
というハッキリした意思のようなものを感じました。
逆に言うと、今日は安く飲んでやるぞ!というノリの時はあまり向かないかも。
野菜スティックもややラグジュアリー
野菜も食べようと思って頼んだ「野菜スティック」は野菜が氷の上にのってました。
思わず心の中で「お造りかい!」とツッコんでしまった。
こういうところにやや高級感を出してくるところなど 、お店の方針なんでしょうね。その分、野菜スティックなのに690円と値段も高め。
野菜スティックなどシンプルに野菜だけで出してくれてもいいような気もしますが。
胃袋に優しい鶏がらラーメン
〆に頼んだのは「鶏がらラーメン」。
ものすご〜く上品なダシの味で、酔いで少しダラけてきている胃袋に沁みわたります。これはスープとして飲んでも美味しい。飲み屋街でこのラーメンだけ出すお店があっても流行るだろうな、と思ってしまった。
最後に
ドリンクは生中、焼酎2杯、ホッピーセットを頼み、フードは上記のものを頼んでお会計は5000円ほど。串のお店にしてはやや高めでしょうか。
でもそれぞれのこだわりの串は確かに美味しい。なので、自分としては会社の忘年会等大人数で使うのではなく、少人数でじっくり飲んだり食べたりする機会に使いたいな、と思いました。
しつこいですが、ほんと、「はつ」は美味しかった…。
※初台の、こちらも美味しいステーキハウス