歴史探偵

趣味の歴史、地理ネタを中心にカルチャー全般、グルメについて書いています。

目白庭園"ライトアップ"・訪問記

ここ、けっこう穴場だと思う。

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目白庭園?なんだそれは…

め〜っちゃくちゃ暑かった今年の夏。秋になっても残暑は去らず、永遠に寒くならないのでは…思ったくらいでしたが、11月も半ばを過ぎると季節はちゃんと(1年の)4分の1回転して、朝晩が寒くなってきました。

この季節になるとやはり見に行きたいのが"紅葉"。

去年は六義園(りくぎえん、と読む。駒込駅から徒歩5分くらい)に行きましたが、今年はどこに行こうか、とスマホでググっていて見つけたのが「目白庭園」。

「目白庭園?そんなところあったっけ?」というのが第一印象。街歩きが好きなので、ブラ歩きできる都心のスポットは割と知ってる方だと思ってましたが、目白庭園っていうのは聞いたことがありませんでした。

マップを見てみると、JR目白駅からも遠くなさそう。フラッと行ってみるにはちょうどいい、と思い訪ねてみました。

 

駅から徒歩5分。近い!

目白庭園の位置はこちら。

www.google.co.jp

 

目白駅の改札(北側に一ヶ所しかない)から大通りを渡って、閑静な住宅街の中を歩きます(お金持ちっぽい家の多いこと!)。

ほどなくして、庭園の白壁と入口らしきものが見えてきました。

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このくらいの距離なら歩いてて全然苦にならないですね。会社帰りにでも立ち寄れそうです。

 

遊び心のあるライトアップ 雪吊りのアクセント

入園料200円(安い!)を払って中へ。

真ん中に大きな池があって、その周りをライトアップされた樹木がぐるりと囲っています。

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ライトアップの色使いが派手めで面白い。照明を学んでいる学生さんがデザインしたそうです。

池に木々が映り込んで、上下でシンメトリーになっている均整美もいい。

雪吊り(雪の重みで枝が折れないよう支える仕掛け)の三角形も風景に良いアクセントを加えていました。

 

紅葉も綺麗に色づいています。

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この日はほぼ満月。

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この写真だけ見ていると、東京ではないみたい。とっても綺麗でした。

  

写真の展示や喫茶スペースも

庭園の一角には、季節の表情を捉えた写真が展示されていました。

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目白にこんな季節感を味わえるスポットがあったとは…。発見です。

 

庭園の芝生でお茶が飲めるスペースも。

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夜をけっこう冷えるので、温かいお茶はいいですね。ホッコリします。

 

最後に

庭園は決して大きくなく、あちこち見つつも、さらっと廻ると15〜20分くらいで一周できます。

でもこのさらっと感が、それはそれで良い。六義園とか大規模な大名庭園などを廻ると、どうしても小一時間はかかってしまうので。

仕事が早く終わって「真っ直ぐ家に帰るのがもったいないなあ〜」なんて日は、こういうスポットに寄ってみるのもいいのではないでしょうか。なんと言っても駅からスグですし。

ライトアップは12月2日までだそうです。

https://www.seibu-la.co.jp/mejiro-garden/

そもそも目白庭園とは?

昔、大名屋敷があったところを近代的な公園に造り変えたものかしら…?なんて思っていたら、平成2年(1990)に新設されたすごく新しい庭園のようです。ただの建造物出なく”庭園”を造ってしまうとは、豊島区もなかなか面白い発想をします。

 

おまけ〜東松山ふうのやきとん・はごろも〜

さて、ライトアップは美しかったんですが、そこはやはり晩秋の夜。カラダが冷えてしまいました。

どこかで熱燗を引っかけて帰りたいな…と思って立ち寄ったのが「はごろも」というやきとんの店。

東松山風のやきとんってなんだ?

看板には"東松山風"とあります。

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埼玉の東松山がやきとんで有名な町、というのは知っていたんですが、"東松山風"というのがどういうものかよく分からない。そこにも興味を惹かれて入ってみることにしました。

これがその東松山風のやきとん(レバーです)。

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お店の大将に聞いてみたところ、東松山風というのは

  1. 味噌でやきとんを食べる
  2. やきとんは、客が「ストップ」を告げるまで自動的にどんどん出てくる

この2点が特徴なんだそうです。でも大将曰く「東京では、自動的に客に出す方式はいまいちウケない」とのことでした。ですので、この「はごろも」さんでは、通常のお店と同じように、注文した分だけのやきとんが出てきます。

この味噌、ピリッとしててたいへん美味でした。「やきとんのこういう食べ方もあるんだ…」という感じ。今度、本場・東松山ででも食べてみたいと思いました。