"五月の花見"はつつじで。
- 根津でつつじを見る!
- みんなについて行けば根津神社に着く
- 神社に着いたらビールから!
- いよいよつつじ苑に。入園料は200円
- つつじにだって個性がある!
- 最後に
- 耳寄り情報①〜ちょっとしたお買い物も楽しめる〜
- 耳寄り情報②〜根津駅そばの「秋田屋」が最高〜
根津でつつじを見る!
根津神社で開催されている「文京つつじまつり」に行ってきました。
初めて行きましたが、境内の斜面一面に植えられたつつじは見事なもので、少々混んではいますが、この時期のちょっとしたお出かけには最適です。
またお出かけしたのは5月5日の「子どもの日」。帰りに根津の甘味処に寄ったんですが、そこもたいへん美味しくて、ぶらり散歩の思い出に花を添えてくれました。
短くレポートしてみたいと思います。
みんなについて行けば根津神社に着く
会場の根津神社。最寄駅は地下鉄千代田線の根津神社です。
駅から地上に出てみると、つつじまつりの看板が。
自分は根津神社に向かったのは午後3時くらいでしたが、(おそらく)根津神社からの帰途についているであろう人が列をなしていて、そちらの方向をたどって行けば、自然、神社に着いている、というあんばいでした。たいへん人気あるイベントのようです。
神社に着いたらビールから!
歩いて5分ほどで、根津神社に到着。
すると門前にはビールの屋台が。
“駆けつけ一杯”とばかりに東北の地ビールをいただいてしまいました。
GWも後半。昼間はポカポカと暖かで、ビールを飲むのに良い季節になってきています。
境内にはこれ以外にも、甘酒や酒まんじゅうの屋台も出ていました。
いよいよつつじ苑に。入園料は200円
境内入ってしばらく行くと案内の方が。
入園するのにかかる費用は200円。植わっているつつじは100種3000株と言いますから、それらを維持するコストを考えると、この費用は安いと思います。
こちらは入園前の行列の様子。
10分弱くらい並びましたが、遠目につつじを眺めて楽しめましたし、爽やかな五月の風に吹かれていることもあって、全然苦になりませんでした。
こちらはつつじ苑の中。
斜面を利用したつつじ苑がグッド!
こちらの根津神社。神社が本郷台地脇に建っていることもあって、その斜面を利用してつつじが植わっています。そのため、たくさんの花を一望することができ、大変に見応えがあります。
5月5日。つつじの盛りは過ぎていた…
ただ、GWも終盤。つつじの盛りは過ぎたようで、いくつか萎れた花もありました。
完璧につつじの見頃に合わせるなら、4月末の方が良さそうです。とはいえ、十分綺麗な花を堪能できましたが。
つつじにだって個性がある!
普段、つつじの品種なんて考えずに観賞していましたが、ここには幾つもの品種が植えられており、さらに品種名が札で添えられている木もあるので、互いに見比べて楽しむことができます。
例えば、この鮮やかな赤い花が美しいのは「筑紫紅(ちくしべに)」。
妖艶な紫の花は「千重大紫(せんえおおむらさき)」。ホステスさんに似合いそう。
そして、この花が少し細長いものは「銀の麾(ギンノザイ)」。
麾(ざい)が分からなかったので調べてみると、「麾(さしまね)く」という言葉があり、「手でまねく」という意味があるとか。確かに花が手まねきしているような形ですね。
一つ一つ観察すると、花や葉の大小、花の色も様々で、自然とつつじの見方が分かってくるような気がしました。
最後に
つつじ苑の観賞は15分〜20分もあれば十分楽しめます。今年のつつじまつりは今日(5月6日)で終了ですが、来年のGWを東京近郊で楽しもうと思っている方はぜひ、お出かけの選択肢に考えてみてください!
耳寄り情報①〜ちょっとしたお買い物も楽しめる〜
根津駅から根津神社の行き道には、この時期だけ開くのでしょうか、小さな商いをやっている人がちらほらいらっしゃいました。
こういうところをひやかしながら歩くのもまた一興。
耳寄り情報②〜根津駅そばの「秋田屋」が最高〜
帰りがけ、歩いて疲れたので、ちょっと休憩しようと思って立ち寄ったのが、根津駅すぐそばの甘味処「秋田屋」。
ピークシーズンなので店内はいっぱいでしたが、5分くらい待っていると入れました。
いただいたのは「冷やし白玉あずき」。甘さ控えめだけど、豆の味をしっかり感じられて、たいへん美味しかった。
自分へのお土産に「柏餅」も買って帰ったんですが、これもあんこが絶品でした。
昭和8年創業(と包み紙に書いてあった)の老舗らしいんですが、お店の方の接客も丁寧で、非常に居心地が良かった。根津に行ったら立ち寄りたいスポットができました。