歴史探偵

趣味の歴史、地理ネタを中心にカルチャー全般、グルメについて書いています。

HAERUマーケット@茨城県茨城町・感想

地元密着の手作り感満載のイベント。

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茨城県茨城町のコミニュティ・マーケット!

妻の実家がある茨城県茨城町。そこの既に廃校となった小学校(旧広浦小学校)で開催されている地元のマーケットに行ってきました。

手作り感満載ですが、すごくホスピタリティに溢れていて、ふらっと訪れて時を過ごすにはとてもいいイベントでした。サクッとレポートしておきます。

 

秋篠宮が所望したブランド栗!

小学校で開催されているマーケットの主な会場は2つ。

一つは外のイベントスペース。

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もう一つは体育館の中です。

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それぞれに地元の農家さんや茨城県立農業大学校、カフェなどのブースが出ていました。

一番目を引いたのは、この栗のかき氷です。

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使われている栗はただの栗ではありません。「飯沼栗」という茨城町特産のブランド栗です。

こちらはブースの前にあった飯沼栗の説明書き。

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少し、抜粋します。

飯沼栗は独自の栽培技術で1つの毬(いが)に1栗の大粒の栗を作り上げた。

とあります。

独自の栽培技術とは、クリ洗浄機の開発、冷温貯蔵技術の確立、出荷までの選別選果の厳格化を言うのだそう。

加えてこの茨城町という土地が、関東ローム層の平坦な台地であり、通気性が良いため栗の栽培に適しているそうです。

この栗を秋篠宮がたいへん気に入って、わざわざ栽培地までやってきたそうです。皇族を動かすとは、すごい栗!

いただいたかき氷は濃厚な甘味。さすが、ブランド栗の名に恥じぬ、美味でした。

 

水戸のカフェの牛すじカレーがナイス

こちらのイベントでは、茨城町だけでなく、お隣の水戸市のカフェなどからも出店していました。

ちょっと気になって試してみたのが、水戸市のカフェ「コジカフェ」の牛すじカレー。

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非常に優しい、マイルドなカレーで、辛いのが苦手なお子様にも優しそう。お店の方も笑顔が素敵で、本店もぜひ訪れてみたいと思いました。

こちらがお店のフライヤー。ご紹介しておきます。

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ホスピタリティが素晴らしい!

こちらは、イベントスペースの一角にあった無料の麦茶。

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8月の、一年で一番暑い(熱い?)さなかでの開催。こういう心配りがとても嬉しい。

しかも麦茶が地元の農家さんのものだとか。無料だけど十分、美味しい。

ブースで買った飲食は、元々小学校の渡り廊下だった休憩スペースで、ゆっくりいただくことができます。

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イベントの駐車場(元々は小学校の校庭)にはスタッフさんがきめ細やかに配置されていて、どこに止めてよいか迷うことが全然なかったです。

地元の人だけで運営しているイベントなのに、ちゃんと考えられていてすごいなあと思いました。

 

最後に~野菜直売の収益は絵本に~

地元栽培の野菜を直売しているブースも幾つかあったんですが、そこの野菜の収益は、茨城町の図書館「茨城町ゆうゆう館」へ寄贈される絵本を購入するのに使われるそうです。

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地元の人の、地元の人による、地元の人のためのマーット。機会があればぜひ行ってみてください。

絶対、ほっこりした気持ちになれると思います!