モノの値段の"カラクリ"を感じる。
- 皮革製品が安く手に入る”市”がある!
- 現場は南千住!
- 神社の周囲にテントが出ている!
- 確かに安い…。気になる品質は?
- 神社の境内にもテントが!
- 安さの秘密はこれか!
- 小売価格>仲卸での小売価格>仲卸価格
- 最後に
- おまけ〜コーヒーの名店 カフェ・バッハ〜
皮革製品が安く手に入る”市”がある!
皆さん、「靴のめぐみ祭り市」って知っていますか?
台東区にある浅草玉姫稲荷神社。そこの氏子さんである靴メーカーが一堂に会し、破格の値段で靴をセールすると言うお祭り市です。
行ってみると、靴だけでなく、カバンやベルト、手袋などの皮革商品も大安売りされてました。
自分は靴は買わなかったんですが、ベルトと手袋を買って帰って来ちゃいました。確かに安いし、店出してる人とお話してみると、モノの値段の相場なども、なんとなく感じることができました。
何か狙って買いに行っても、ブラブラと冷やかしに行っても、なかなか面白いイベントだと思います。サクッとレポートしておきます。
現場は南千住!
「靴のめぐみ祭り市」の会場になっている浅草玉姫稲荷神社は南千住駅から徒歩10分強。
正確な場所はこちらです。
でも線路を渡る陸橋などを越えていかないといけないので、体感時間としては、もっとかかる気がします。
神社の周囲にテントが出ている!
神社の南側に伸びる通りに、写真のようにテントが出ています。
ベルトは690円〜から。なかには500円から、というお店もありました。
確かに安い…。気になる品質は?
めちゃ安いので、品質が気になるところではあります。
が、自分で690円のベルトを買ってみたところ、全然ふつうに使えるレベルでした。ブランドやファッションにこだわらなければ、問題ないですね。
こんな風に有名タレントがモデルになってるカバンも。
一応、10000〜16000円→5000円まで安くなっているのでお買い得なのでしょうね。ほんとの値段・質は、自分には判断できませんが…。
神社の境内にもテントが!
こちらが玉姫稲荷神社の境内。
靴を売るテントでぎっしりでした。
安さの秘密はこれか!
革靴など、5000〜6000円均一で大量に並べられています(スイマセン、写真を撮り忘れました…)。
で、安さの秘密を一つ見つけました。なんと、靴のサンプルがそのまま売りに出ていました。
展示に陳列されていたのを持ってきたんでしょうね。確かにこれならおトクに買えそう。
小売価格>仲卸での小売価格>仲卸価格
結局、自分が買ったのはこの黒の革手袋、1500円でした。
売ってくれたのは普段は馬喰町で、手袋の仲卸をしているというお店でした。神社の周囲に建てられたテントの中でこんなふうに陳列されていました。
普段はデパートのショップ(お店の方はナノ・ユニバース、とおっしゃってました)に卸している品で、店頭価格だとずっと高いそうです。
確かに値札には9100円の値が。
この手袋、その馬喰町の仲卸の店頭でも売ってるそうで、その場合は2500円だそうです。今回はお祭り市ということで1500円で出しているのだとか。
この話がホントなら、デパートで正直に高いお金出して買うのがちょっとバカバカしくなってきます…。
最後に
毎年、4月末の最終土日にも「こんこん靴市」というお祭り市が立つらしいです。
ビールやおやきのテントなども出ていて、そぞろ歩くだけでも楽しいので、週末のお出かけに考えてみてください〜。
おまけ〜コーヒーの名店 カフェ・バッハ〜
「靴のめぐみ祭り市」の帰り、神社から歩いてすぐの「カフェ・バッハ」に立ち寄りました。
「カフェ・バッハ」というのはコーヒーの名店として、その名前は聞いていたのですが、南千住にあるというのは思ってもおらず、偶然に見つけて、せっかく来たのだから、と立ち寄ったのでした。
こちらがメニュー。
焙煎度がチャート風に示されていて分かりやすい。その日はお店の名を冠した「バッハブレンド」をいただきました。
きっと美味しいのだろうと、と思って飲んだのですが、期待以上に美味しかったです。透明感のある苦味。雑味が全然ない。
スタッフの皆さんもとても感じ良く(トイレが空いた時など、サッと教えに来てくれたり)、このお店を訪問するためだけに南千住に来てもいいんじゃないかと思いました。