歴史探偵

趣味の歴史、地理ネタを中心にカルチャー全般、グルメについて書いています。

現場からのテレビ批評

NHKサイト「SPORTS STORY」~2月13日おススメ記事~

2月13日に読んでみたい記事をまとめてみた。 ※「SPORTS STORY」とはNHKが作成した、オリンピックに出場する選手や競技に関するエピソードを集めたサイトです。 ■ハーフパイプ男子の平野歩夢選手は小学校4年生でプロ契約したとか。ハーフパイプ女子の冨田せな…

NHKサイト「SPORTS STORY」~2月12日おススメ記事~

2月12日に読んでみたい記事をまとめてみた。 ※「SPORTS STORY」とはNHKが作成した、オリンピックに出場する選手や競技に関するエピソードを集めたサイト ■高木選手のコーチの言葉「練習の意味を考えて取り組む意識の高さは世界でも並ぶ選手はいない」 ※15歳…

ピョンチャン開会式 NHKアナウンサー国別コメントまとめ(完全版)

NHKのアナウンサーのコメントは豆知識の宝庫。 開会式の入場行進のNHKアナウンサーのコメントの中から、今回のオリンピックを楽しむのに役立ちそうな豆知識をまとめてみた(NHKならファクトチェックもしっかりしているだろう)。時々、印象に残ったアナウン…

NHKサイト「SPORTS STORY」まとめ~ピョンチャン五輪の小ネタ集めてみた~

知っていればもっと楽しめる。それがスポーツ。 NHKのピョンチャンオリンピックのサイトに「SPORTS STORY」というサイトがある。 www.nhk.or.jp オリンピックに出場する選手や競技そのものの、耳よりなエピソードが集められている。ちょいちょいのぞいてみる…

「ニッポンのジレンマ」スピンオフ トークイベント・感想①(2018年2月3日@B&B)

ニッポンのカルチャーの頂点は90年代なのか。 NHKの「ニッポンのジレンマ」という番組を愛好している。 ニッポンのジレンマの、少しポップなテイストで社会の問題を考えてみましょう、というスタンスが好きなのだ。放送開始当初(2012年1月1日)からほぼだい…

ブラタモリ有馬温泉・感想〜地球の贈り物は600万年を越えて〜

”ジオ的(地学的)な地球の遺産”と”人の営み”のコラボにより名湯が生まれた。 冒頭のタモリさんと近江アナのトーク。特に何かのネタを拾うわけでもなく、極めてあっさりと歩き始める。今回はこの場面が盛り上がらなかったのか、それとも他のシーンが面白かっ…

ドラマ「隣の家族は青く見える」・#3までの感想

今、旬真っ盛りの俳優がいるわけでもない。脚本家の名前で話題になるような作品でもない。でもこのドラマは矛盾を抱えて生きなきゃいけない人間の姿をきちんと活写してる佳作だと思う。 正直言って#1はそれほどの水準とは思わなかった。 妊活する夫婦、子ど…

NHK未解決事件「赤報隊事件」・感想〜ネット時代のTVの伝え方〜

知らない事実が満載、主演の演技は見事で演出もハマっている。ただ視聴者層は選ぶかも。 NHKスペシャル未解決事件「赤報隊事件」を見た。元SMAPの草彅剛さんが主演ということで、興味を惹かれたのが見ようと思った動機。赤報隊事件にそれほど(いや、全く?…

テレビが苦手な理由②~スマホ時代の視聴者が想定外~

編集室で編集しているTVディレクターは、視聴者は”徹底的に受動的な存在”だと想定している。 例えば… 中学生でもわかるように説明しろ という言葉がある。実際に編集室で上司やプロデューサー(=出来上がった編集を見てディレクターにあれこれ修正を指示する…

ブラタモリ田園調布・感想〜高級住宅街の豊潤な歴史〜

地形、水、そして人の生活。ブラタモリらしいパーツがカチッと組み合わさった佳作だった。 田園調布。東京、いや日本を代表する高級住宅街として誰もが思い浮かべるその地名。関西だと一番近い存在なのは芦屋だろうか。ただ正直、関西人で田園調布に行ったこ…

永里優季選手のように"トカゲ"になれるか

考えに考え抜いた結果は必然的に”個性”になる 自分はそこまで女子サッカーに詳しいというわけではない。 でも、あるとき永里優季選手(30)のツイートが流れてきて「面白いことを言う人だなあ」と思って、以来、彼女の存在が気になっていた。 永里選手は元な…

"西郷どん"の遺した言葉と落合陽一

変革期の偉人の思想は似通っているのかも 100分de名著「南洲翁遺訓」第一回を見る。 講師役は日本大学教授の先崎彰容(せんざき・あきなか)さん(いかにも倫理や哲学を専攻されてそうな理知的な名前)。先崎さんはNHK「ニッポンのジレンマ」で何度か拝見し…

ブラタモリ宝塚・感想〜タモリさん、良い仕事してますね〜

今回はタモリさんのひと言が視聴者の気持ちを上手くリードしていた。 ブラタモリ宝塚を鑑賞。テーマは「ナゼ宝塚は娯楽の殿堂になった?」 宝塚ということで阪急の小林一三(こばやし・いちぞう。電車を敷くと同時に沿線の観光・住宅・商業開発までを一体と…

"聴く人"より"出る人"を増やしたいラジオ

今のテレビが抱えてる"しんどさ"と真逆の魅力を持つメディア。 コミュニティFM「渋谷のラジオ 87.6MHz」の制作部長をされている西本武司さんの話を聞く機会があった。西本さんは吉本興業→ほぼ日刊イトイ新聞を経てからの現職、という変わった経歴の持ち主。…

上野の「西郷どん」銅像はあれで大丈夫なのか?

大河ドラマ「西郷どん」始まった。 完全に私事ではあるが、一昨年の大河「真田丸」は全回完全視聴を達成した。しかし昨年の「おんな城主 直虎」はほぼ初回で脱落…。 大河を見る習慣がついていると、一週間のリズムで楽しみができるし、歴史好きドラマ好きの…

磯田道史さんはコピーライター!?

歴史学者の磯田道史(みちふみ)さんて、キャッチコピーを作るのがほんと上手い。 正月に放送していたNHK・BSP 「英雄たちの選択 新春スペシャル 幕末ヒーロー列伝 これが薩摩班の底力だ!」 を見ていてそう実感した。 例えば、幕末随一の開明的な藩主として…

「池の水ぜんぶ抜く」なんて思いつきます?

社会的意義のある番組というのは世の中にゴマンとある。 NHKのクローズ現代プラスやNHKスペシャルの大半は、きっとそうだろうし、制作陣も「この番組は社会をよくするに違いない」と思って作っていると思う。民放だったら報道特集とか報道ステーションなども…

今回の紅白オープニングはなぜ素晴らしかったのか

これはやられたな…と思った。 2017年の紅白オープニング。渋谷の街中のバスから、メインMCのウッチャンと二宮と有村架純が駅前の人だかりに向かって手を振る。いきなり渋谷に現れた超有名芸能人を見た人は、SNSでつぶやいて、勝手に拡散してくれるだろう。上…

ブラタモリ吉祥寺・感想〜住宅街を歩くシーンがベスト〜

ブラタモリ吉祥寺を鑑賞。 いつも通り、タモリさんと近江アナウンサーの他愛もない、会話から入っていく。 あえてテレビらしいギミック(技)を使わずに自然体の出演者の会話で スタートできるのは、タモリさんという超一級のタレントがいて、番組のブランド…

テレビが苦手な理由

先日、テレビに関する勝間和代さんのブログを読んでて、我が意を得たり!というところがあった。 なぜテレビが苦手かというと、コントロールフリークだから、自分が視聴の内容とかスピードをコントロールできないもの、例えば、リアルタイムの放送を見ること…