知っていればもっと楽しめる。それがスポーツ。
NHKのピョンチャンオリンピックのサイトに「SPORTS STORY」というサイトがある。
オリンピックに出場する選手や競技そのものの、耳よりなエピソードが集められている。ちょいちょいのぞいてみると、けっこう面白かったので、サイトの中からさらにエピソードを厳選してみた。オリンピックの中継を見る際に参考にしてもらえれば幸いです(下記に紹介しているサイトもほんの一部です)。
■アイスホッケーのパックはツナ缶とほぼ同じ大きさ。
※ツナ缶のプロモーションに使えそうなネタだ。
■スマイルジャパン(アイスホッケー女子日本代表)の浮田留衣選手は、ソチ大会のあと、カナダのアイスホッケー専門学校に留学していた。
※いつの間に、スマイルジャパンなんて呼び名が誕生したのだろう…。今日(9日)の試合で幻が現実になって良かった。試合には負けちゃったけど…。あとアイスホッケーの専門学校なんてあるのね。
■葛西紀明選手のジャンプの姿勢は、モモンガをイメージしている。
■葛西選手は本番前にも行う"試技"と呼ばれるテスト飛行を、オリンピックでも行わない。試技ですごく良いジャンプをすると、「優勝しちゃうかも」という気持ちが出てしまい、本番のジャンプに影響がでるから。
■葛西選手は住宅メーカーのサラリーマンという一面も。オフシーズンにはお得意さまを巡ったり、商談ベースに顔を出したりすることも。
■上村さんによればモーグルのオリンピックは、世界ランクでトップ30位以内に入って、本当に世界と戦える選手にならないと絶対に立ち入ることができないところ。
※上村さんがバンクーバー大会でメダルが確実視された中、4位に終わったとき「なんで、こんな一段一段なんだろう」とつぶやかれてて、テレビの前でもらい泣きした。今回はNHKの放送にガッツリ出られるようで、どんなコメントをされるのかとても楽しみ。
■ジャンプの伊藤有希選手の強みである飛型の美しさは、ふるさと北海道下川町にある、傾きが急なジャンプ台から生まれた。
※先日見た高梨選手がテーマのNHKスペシャルで、伊藤選手がとても明るいキャラの方であることを知った。本番、頑張ってほしい。
「ジャンプ競技というのは経験値のスポーツ」「天候などあらゆることに対処する究極のメンタルスポーツ」だとか。
■高梨沙羅選手。
「ソチオリンピックの挫折っていうものは、どんな試合をしても、どんなジャンプをしても、晴れることはありませんでした」
※まだ21歳なんだなあ。喜び、達成感、プレッシャー、スランプ、辛抱…
まだ若いのにどれだけの精神の風景を見てきたんだろう。
■フォトグラファー和田八束(わだ・やずか)さんへのインタビュー記事。八木沼純子さんいわく、うまいスケーティングとは「音がしないこと」「バターを塗るように音がしないのが究極」「日本で一番スケーティングが上手なのは織田信成さん」
※織田さんってすっかりバラエティーの人だと思っていたら、スケートの技術、すごいんですね。あと八木沼さんは先日の「週刊ニュース深読み」で、オリンピックに出るような選手でも、スケートの技術には相当差がある、とおっしゃっていた。
※子育てしながらの競技生活は相当ハードのようです…。でもお母さんが五輪選手って
子どもは大きくなったらきっと自慢できる。