歴史探偵

趣味の歴史、地理ネタを書きまくろうと思っていたら、仕事柄どうしてもTVの記事が多くなる今日この頃…

"中年以降のマネープラン"と"新卒一括採用"をつなぐもの

何だかもったいないな〜と思った。

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 それは会社で開かれたライフプランセミナーでの話。マネーの専門家であるファイナンシャルプランナーの人が40代以降のライフプラン(主にマネープラン)について様々アドバイスしてくれる催しがあった。その日のセミナーの参加者はウチの会社の人ばかり40人ほど。

 

そのセミナーの最中、講師の方が、「確定拠出年金で、マッチング拠出してる方いますか?」と質問を投げかけた。マッチング拠出とは、確定拠出年金で、会社が出してくれる額と同額までを上限として、自分で掛金を拠出できる制度だ。その拠出額が所得税から控除されるので節税上もおトクだし、全体の掛金も増えるのでその分、リターンも期待できる。

 

「そりゃもちろんやってるでしょ」と自分は挙手。でも同じように手を挙げた人はたった5〜6人くらい。これには驚いた。

 

ライフプランセミナーは土曜開催。参加は希望者だけなので、全員休日の時間を割いてわざわざ参加して来ている人ばかり。ということは自分の今後のマネーについてもそれなりに関心のある人だと思うのだが、それでも大半の人はマッチング拠出をやっていないんだ…。

 

ここ何年かの世界的な株高を受けて、自分の確定拠出年金の利回りはすごくいい。確定拠出年金を始めたのは2010年。2017年からはマッチング拠出を初めて、現在、掛金の総額に対して70万ほどの利益が出ている。利回りにすると11%(銘柄はここ2年ほどインデックスの外国株式と新興国株式)。このまま定年を迎えると2000万くらい受け取れる、との予想が出ている(もちろんリーマンショックみたいな非常事態もあるかも。それでも、1600万くらいはいくという試算)。もっと大きな額で投資してる人からすると、「何だその小せえ額は…」の金額かもしれないが、低リスク・草投資が心情のサラリーマンとしては、十分、老後資金の足しになる額である。

 

マッチング拠出なんて、パソコンで信託銀行のサイトをちょちょっていじるだけで出来る。かかる時間はものの数分。それだけで将来の受け取り額が大幅に変わってしまうのに。

 

もう一度言いたい。ん〜もったいない…。

どうしてマッチング拠出しない人かこんなに多いんだろう。

 

日本では投資やマネーに関する教育をしないから?

 

それも一理あるとは思う。でももっと奥深い理由は日本人が"ぼくら、みんな一緒だよね〜"と 考えがちだからじゃないだろうか。

 

大学を卒業したら、とりあえず新卒一括採用で就職するもの。無事に会社に入ったら、同期はだいたい昇進も一緒。給料もそこまで変わらない。仕事の環境も自分が変えるものではなくて受け入れるもの。

 

そういう意識があるから、投資のように自分の意思で一歩踏み出さないと成り立たないものには手を出さないんじゃなかろうか。

 

…ちょっと牽強付会な理屈かな。

 

では、なぜ自分は同じ会社にいるのに、(草食)投資出来ているかというと、やはり危機感があるから。いつまでも今の会社が同じ状態であるとは思えないし、出来るだけ資産を増やしておくのに越したことはない。そういう意味では中年ながら若干の意識高い系なのかも(こんなブログも最近始めてるし)。

 

もっと不況になって解雇規制も緩んで、自分の行動次第で仕事やお金の結果が顕著に変わってくる日本になれば、投資をする人も増える気がする。要するにまだ日本(の会社員)は余裕があるのかも。

 

最近、会社の後輩が草食投資をやっていると知り、投資や仮想通貨の話で盛り上がることが増えた。今度、彼に教わったソーシャル・レンディングを始めてみようと思っている。