歴史探偵

趣味の歴史、地理ネタを中心にカルチャー全般、グルメについて書いています。

甲府駅近の焼き鳥名店〜甲府・燈(あかり)〜

インスタグラムは店選びでも役に立つ。

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インスタにもらった”いいね”から始まる

3月末の土曜日、仕事で甲府に出張した。

新宿駅からスーパーあずさに乗り込む。いつもなら新宿駅から電車乗るとすれば、山手線や中央線、もしくは地下鉄丸の内線に乗って都内の現場へ行くというパターンが大半だが、その日は乗り込むのは中央線特急。東京の磁場から離れた場所に行ける。そうなると自然と(仕事ながらも)旅情を感じたいというもの。乗車前にランチはあえて食べず、ホームで駅弁・五目わっぱめしを買う。

スーパーあずさに乗るのは初めてだったのだが、車体がけっこうカッコいい。色づかいといい、デザインといいクールだった。そんなことを思いながらインスタグラムに投稿したのがこの写真。

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ハッシュタグで #甲府 をつけたら、甲府で【焼鳥燈】をやっているというお店の方から”いいね”をもらった。

甲府に着いてなんやかんやと仕事をし、時は21時。同僚と二人で「軽く行きますか」というノリになり、せっかく”いいね”をもらったご縁もあるので、その「燈」というお店に入ってみることにした。

ホスピタリティある接客

場所は甲府駅南口から徒歩ですぐ。

※地図はこちらを参照してください。

tabelog.com

 

冒頭の写真のような横丁にあった(なかなか雰囲気のいい横丁だ)。カウンターに通され、まずはビール。最初に出てきたお通しのローストビーフが、絶妙はソース加減で美味しかった。これは期待できそうだ。

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お店のスタッフも若い人が多く、とても元気がいい。ビールのお代わりを頼んでも「は〜い、ありがとうございます!」の声が通ったり、車椅子のお客さんには、帰る際、入り口の段差をかなりケアしてあげたりしていた。他のお客さんに対して優しいのは、見ていてもうれしい。

味と値段のコスパよし!

ちなみにメニューとお値段はこんな感じでした。 

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料理はどれもしっかりと美味しかった。

「鶏とアボカドの燈サラダ」はヴォリュームたっぷりなのに500円。

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炙りもも刺し680円は気持ちのいい歯ごたえで、しかも適度に脂がのっている。

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皮はパリパリでなくもちもちした食感。これはこれで美味しい。

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なかにはワイン王国山梨らしいメニューも。農協と農家がコラボして出来たワインらしい。

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非常にあっさりしていて、焼き鳥の脂を流すのにちょうどよかったです。 

常連さんと常連になろうとする人と

この日はたまたま店長さんの学校の同級生が来ていて、その同級生さんはスタッフさんにお酒をご馳走したりしてかなりのゴキゲンだった。片や山梨に引っ越して来たばかりだけど、このお店が気に入って、その日早くも2回目の訪問という、ご夫婦もいた。 きっとこのご夫婦も、常連になるんだろうなあ。自分もこんなに味と値段のコスパが良くて、フレンドリーな雰囲気のお店が近くにあったら、きっと通っていると思う。

 

地名のハッシュタグをつけてインスタで投稿すると、”いいね”を押してくれるお店の方は、飲食店、美容院等々けっこういらしゃって「きっとご商売のためだね」と思っていたんですが、たまには素直にその誘いにのってみるのもいいな、と思った甲府の夜だった。