芝生の上でランチする贅沢。
- とても池袋とは思えない(?)公園がある
- ”ゴザ”のサービスがある!
- 子ども向けの施設が充実!
- 手ぶらで来ても大丈夫!カフェあり
- 豊島区の悲しい歴史 米軍による大空襲
- 最後に〜開園は2016年 そりゃ新しいはずだ〜
- 補足〜3月にはこんな花が咲いている〜
とても池袋とは思えない(?)公園がある
池袋ってどんなイメージでしょう。
駅と合体した巨大なデパート群、時折、埼玉の植民地とも揶揄される、なんとなく垢抜けないターミナル…そんなところではないでしょうか(池袋在住の方、気を悪くされたらごめんなさい!)。
でもそんな池袋にも、他エリアの住民からすると、うらやましくなるような公園があるんです。
それが南池袋公園。
場所はここ。
池袋駅から歩いて5分程度です。
どのくらい池袋の繁華街に近いかというと、こんな感じ。
芝生の向こうはすぐ、飲食店街です。
公園のすぐ隣にはラブホテルも…。
ラブホテルの真ん前で、ファミリー層が憩う。なかなかなダイバーシティっぷりです。
さて、自分が行ってみたのは早春は3月中旬、平日のお昼。朝はまだひんやりしていた空気が、いい感じでゆるみ、ポカポカしてきたくらいの時間帯でした。
”ゴザ”のサービスがある!
芝生でゆっくりしたい!人にナイスなサービスがこれ。
ゴザの貸し出しサービスです。
こういうところに来てもレジャーシートを忘れて、「残念…」ということは多いと思いますが、施設に備え付けとはありがたい。こういうサービス、ありそうでなかなかないですしね。
子ども向けの施設が充実!
その日はものすごく子ども連れの方が多かった!
それもそのはず。子どもたちが遊べる施設がすごく充実しているんです。
こちらは横に広い滑り台
こちらは、遊具。
そして、これは初めて見た!なんと備え付けの卓球台です。
けっこうスタイリッシュ!遊具も進化しています。
ゴミ箱もしっかり完備されていました。
手ぶらで来ても大丈夫!カフェあり
またこの公園、身一つで来ても大丈夫です。おしゃれなカフェがあります。
美味しそうなカフェ系メニューが並んでいます。
外にパラソルとテーブル席もあるので、レジャーシートみたいなのがなくてもアウトドアランチできます。
その日も、ランチを食べ終えたサラリーマンが優雅に読書していました。職場の近所にこんなところがあったらいいだろうな。
トイレもバッチリ。使用してみましたが、まだ新しくてキレイでした。
豊島区の悲しい歴史 米軍による大空襲
豊島区の歴史を伝える説明板もありました。少し悲しい歴史…。
太平洋戦争末期の昭和20(1945)年4月13日〜14日、豊島区一帯を焼き尽くした、米軍による大空襲についてのものです。
豊島区の死者778人。当時の豊島区も人口の約7割が罹災したといいます。
こちらは戦争の被害を受けた地域を塗り分けた地図。
4月13日の空襲で被害を受けたのが赤い部分。豊島区の大半が焦土になったのがわかります。
空襲による多くの犠牲者が、この南池袋公園の一角に埋葬されたんだそうです。
豊島区の人が強いられたそんな悲惨な体験を思うと、芝生の上で平和にランチができるってなんとありがたいことだろう…。月並みだけど思ってしまう。
最後に〜開園は2016年 そりゃ新しいはずだ〜
豊島区の公園に関するHPを見ると、もともとあった公園が2016年にリニューアル・オープンしたことが分かります。
最近の公園整備もずいぶんセンス良くなってきている気がします。今度は自分もランチしてみよう。
補足〜3月にはこんな花が咲いている〜
3月23日、再訪するとこんな花が咲いてました。
ユキヤナギ。柳に雪が積もっているように見えることから付いた名前(だと思います)。とっても風流でした。