歴史探偵

趣味の歴史、地理ネタを中心にカルチャー全般、グルメについて書いています。

餅と豆を獲得せよ!〜代々木八幡宮・節分祭〜

場所取りが命。が、遅れて行っても大丈夫。

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代々木でも"豆まき"やってた!

節分の時期。TVのニュースでは成田山新勝寺や大阪・寝屋川の成田山不動尊での節分祭・豆まきの様子が必ず報道されます。

「ウチの近所ではやってないのかしら…」と思って調べてみると、代々木の氏神さまである代々木八幡宮で節分祭豆まきが行われてる、とのこと。

季節変わり目の空気を感じるために行ってみることにしました。

 

午後3時33分 人でギッシリ

休日の近所のお出かけということで、なんとなくゆるゆる準備をしてしまい、豆まき開始の3時半にやや遅れて代々木八幡宮境内に到着。

境内はすでに人で埋め尽くされてました。子ども連れの人も多く、地元感でいっぱいの空間でした。

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ちなみに自分は神社の東側から(代々木公園の方から)アプローチしました。本殿の正面から言うと、右手の方です。

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 "誰が豆まきするか"を見極めろ!

到着して、ほどなく豆まきが始まりました。

設えられた壇の上から豆と餅が次々と撒かれます。

が、後から集団に加わっていて、けっこう後ろの方なので、自分のところにはなかなか飛んでこない…。

しかも投げる方々がどちらかというと年配の方(失礼!)。そもそも"投てき距離"が出ないのです。だから、ブツは前の方ばかりに降り注ぐ。

豆まきの終盤になって、昔、高校野球のピッチャーやってたような面がまえの方が登場。大きく放り投げてくれた結果、集団から少し離れて見物していた妻の足元にお餅が一つ、飛んできました。

これでメデタく一つゲット。残り物ならぬ"遠くの場所には福がある"でした。

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少し場所を前進  収穫アリ!

一回の豆まきはおよそ5分弱。「まだ豆まきあるのかしら…」と思っていたら、7〜8分待ってたら、撒く人が交代して再び豆まきが始まりました。

さっきの回で満足して去った人の分、前があいたので、集団の中で少し前進。真ん中辺りまで前進することができました。

ここで待ってると先ほどよりは高確率で飛んできます。

でも、やっぱり投てき能力の関係で、自分たちよりもっと前に、撒かれることが多く、じゃんじゃか獲得する、というわけにはいきませんでした…。

それでも、餅×1、豆×2をゲット。イベント参加感は十分満足できたので、豆まきからは撤退することにしました。

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5回くらい(?)はチャンスがある!

神社のHP 代々木八幡宮 にはこうあります。

当社では、3時から節分祭、3時半から豆まきを行います。 豆まきは3回行ったあと最後に子供(小学生以下)を対象に1回行います。

しかし、実際は5回くらいは豆まきは実施されてました。なので、開始時間の3時半にこだわらずにゆるっと行っても、豆まきに参加できそう。

4時15分くらいでも、何回目かの豆まきが行われてました。

 

安全にはくれぐれもご注意を!

この豆まき。実際に豆や餅が撒かれた瞬間はみんな空中を見てるので、足元がおぼつかなくなります。

自分の周りでは、子どもを抱えたお母さんや、高齢の男性などが、転倒してました。中には泣いている子どもも…。

縁起物をゲットすることに熱中する気も分かりますが(自分もそうでしたが)、くれぐれも安全には気をつけた方がいいです。せっかく福をつかみに来たのに、返って厄をもらうことになりかねません…。

 

カワイイ和太鼓の演奏も

豆まきに 人がアツくなってる傍らでは、地元の子どもたちでしょうか、櫓の上で和太鼓の演奏も披露されてました。

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子どもたち、張り切ってて、可愛かった。

この代々木囃子(はやし)、江戸末期以来の伝統を誇るそうです。

東京って、(意外にも)地域の伝統、絆が、けっこう残ってるんですよね。この八幡宮はこの代々木における伝統や絆の核になってる存在なんでしょうね。

 

動画で見るとこんな感じ!

ショート動画も作ってみました。壇に近づきすぎてもイマイチで、やや離れるのがポイントです。

2019年2月3日代々木八幡宮 節分祭・豆まき - YouTube