歴史探偵

趣味の歴史、地理ネタを中心にカルチャー全般、グルメについて書いています。

HandMade In Japan Fes 2018@東京ビッグサイト・感想

小さな起業家が3000人集結。

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ハンドメイドのクリエイターが集結するフェスがある!

とある金曜・夜の夫婦の会話。

妻:ハンドメイドフェス、面白いから行こうよ〜。

自分:ハンドメイド…。あんま興味ない。ひとりで行って来たら…

妻:絶対、面白いから、行こ〜

妻にしつこく誘われて「ハンドメイド イン ジャパン フェス」というイベントに行ってみました(妻の声掛けをあまり断り続けると機嫌を損ねる、というリスクもあり)。

自分は普段、モノづくりしたりする人間ではないし、いわゆる"小物・グッズ"といったものにも、さほど興味がある人間ではないですが、行ってみるとこれが案外面白かった。フェスとして休日の一日を過ごせるだけの工夫が随所にあって、自分のようなハンドメイド・ライト層も楽しめました。ちょこっとレポートしておきます。

 

いったいどんなイベントなの?

パンフレットの表現を引用すると…

日本最大級のクリエイターの祭典

ものづくりに情熱をかたむける3,000名のクリエイターが東京ビッグサイトに集結する2日限りのフェスティバル。

ということです。

主催しているのはCreemaという会社。日本全国のクリエイターのハンドメイドの作品を売り買いできる「Creema」というマーケットプレイスを運用しています。このサイトの存在もイベントに行ってみて初めて知りました。

www.creema.jp

 

現地(東京ビッグサイト)行ってみると、会場にはおびただしい数のブースがずらーっと並んでいました。

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  ”日本最大級のクリエイターの祭典”というのはダテじゃないですね。

 

入場にはチケットが必要です。料金はこちら。

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イベントのHPより

行くことが決定している人は前売りで購入した方がいいですね。300円の違いは大きい。
ちなみに自分が訪れたのは日曜日(イベントの2日目)の午後3時ごろ。混み合う、とまではいきませんが、かなりの人出でした。夕方に近づくにつれ、徐々に人は減っていきました。

 

いったいどんなものが買えるの?

会場のレイアウトはこんな感じになっています。

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見ていただくと分かるように、家具からクラフトからアートからあらゆるハンドメイド作品が購入できます。

幾つかピックアップしてご紹介すると…

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温かみのある木工製品。

 

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小さなガラス瓶で育てる植物(テラリウムというらしいです)。

 

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いわゆるスカートです。

 

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こちら個人的に「いいアイデアだな~」と思ったもの。東欧・ソ連の古い時計を分解してその部品をピアスに作り直したアイテムです。時計の部品が実はオシャレ、というのも発見でしたし、異国の古い時計を耳につけているなんて、時間・空間の広がりをまとっているようで何だか粋だ。

こういったアクセサリー系のショップはめちゃくちゃ出店されていました。そぞろ歩きで見て歩けば、一つくらいは必ず気に入るアイテムがあると思います。

 

"buy"だけじゃなく”make"もできる

モノを買うだけじゃなくて自分で作ってみるワークショップも豊富な種類が。

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これだけでもほんの一部です。500円からせいぜい数千円までで楽しめます。

 

実際に買ったものは…

いろいろ紹介してきましたが、結局、実際に買ったものはこちら。

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淡路島の瓦職人さんが生み出した瓦の素材で出来た「キューブ」。アルファベットを組み合わせて、SNSのプロフィール画像に!といううたい文句に惹かれました。1個200円という手軽さもあって、夫婦の名前の文字分買ってしまいました。ちなみに焼き上げる温度の違い等で色合いに変化が出るとか。

 

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こちらは瓦の材料で作ったトイレの標識。いいセンスしてる。

 

瓦という地場産業に新しいアイデアをふりかけて、今の人のニーズにあった商品を作り出す職人さん姿勢にも惹かれました。やっぱ大事なのは商品のプロデュース力ですね。ショップの方の接客対応もたいへん気持ちよかったです。

ちなみにショップのHPはこちら。

www.vasara-sp.com

 

それにしてもたとえ小さくても自分のショップをイチから立ち上げて、自分の才覚でモノを売っている人が 3000人集まっているというのは壮観です。自分など一介のサラリーマンなので「みんなすごいな、起業家だな…」なんて少しうらやましくも思ってしまう。自分がお店を出すとしたら、いったい何を売ることができるだろう…。

 

フェスとして楽しむ!

さて、このイベント。ショップゾーンの反対側には屋台でのフードや音楽を楽しめるエリアがあってそちらもたいへん賑やかでした。

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自分はタコライスを注文。クオリティは、「まあ屋台飯だな…」といったグレードでしたが。

それでも奥のステージから生ロックが聴こえてきて、ビールを片手に買い物を首尾をおしゃべりしたりするのはとても気持ちいい。それほど買い物好きでない人も(自分もそうです)いい時間が過ごせると思います。

あと、このフード&音楽エリアから眺める東京湾がめちゃ綺麗でした(奥に見えるのは東京湾ゲートブリッジ?それとも東京湾アクアライン?)

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青空に映える夏の雲。とにかくこの景色とビールもめちゃ合います。

 

最後に

次回は

  • 来年2019年1月12日()~13日()@東京ビッグサイト

で開かれるそうです。週末の一つの過ごし方として、選択肢に入れてみるのもいいのでは。