歴史探偵

趣味の歴史、地理ネタを中心にカルチャー全般、グルメについて書いています。

日曜日の宵、上野で飲む〜大衆酒場かのや〜

やはり上野は酔人の聖地か。

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日曜日、上野で飲むことにする。

10月半ばの日曜日。その午後、珍しく浅草橋(浅草でなく)で用事があり、夕方、フリーになりました。

妻はかっぱ橋で包丁研ぎをしたい、と言ってた(最近、彼女の中でかっぱ橋めぐりが流行っているのです)ので、2人で上野でおちあい、一杯やって帰ることに。

上野で飲むからには、あの有名な「もつ焼 大統領」に寄りたいな、と思いました。ザ・大衆居酒屋なのに、上野駅の中にまで看板が出てました。

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妻とは上野駅南側のマルイで6時に集合。いざ、「もつ焼 大統領」へ。歩くこと1〜2分で到着。こちらの大きな店構えは支店です。

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見るからに満席だったんですが「少しくらい空いてないかしら」と店に入ります。すると「奥へ、どうぞ。あそこで座ってお待ちください」とスタッフさんに声かけされました。なんと、壁際の椅子にズラッと待ってる人たちの列ができていました。

「以前、来た時はこんなに混んでなかったのにな…」と思いましたが、その時は確か、土曜日の午後3時くらい。

「やっぱ酔いどきの日曜夕方は違うなあ…」「でも並ぶのは面倒くさいな…」とこちらの支店はあきらめ、目と鼻の先にある本店をのぞいてみると、ここもやっぱり満員。

上野で人気店に確実に入るには、時間帯を選んだ方が良さそうです。

 

「もつ焼き 大統領支店」の目の前の店に

それにしてもどこかに入らないと一杯飲めない…。大統領の支店の目の前にある「大衆酒場 かのや」を覗くと、一階部分のカウンターにポツポツ空きがありました。

これ幸い!もうこうなったらどこでもいいや…と入ることに。

スタッフさんには2階へどうぞ、と促されます。

上がってみると、相当広いフロアなんですが、9割5分は埋まっていて、酒場特有の、あのワイガヤの音が充満してました。なので、静かに話するのは難しかった。上野で夕方飲むなら、そんなの当たり前だろ!という声が聞こえてきそうですが。

やっぱり上野で酔いたい人って相当多いんですね…。改めて認識しました。

 

「大衆酒場」の看板に偽りナシ

さて「かのや」での注文です。生ビール390円とやっぱりちょいとお安め。

焼き鳥は4本で490円とこちらもリーズナブルでした。

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味の方もふつうに美味しかった。

 

こんなホタテも。

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ひとつ一つにレモンの薄切りが貼り付けてあって、仕事も丁寧です。

他にもお造り、おでんなどあって、居酒屋的なものなら何でも食べられるお店ではありました。

 

接客もお値段相応?

接客は正直、あまり愛想がいいとは言えなかったです。

笑顔で注文取るとかもなかったし、まだほんの少し残ってるマカロニサラダのお皿、何も言わずに持っていったり。

外国人のスタッフさんが多かったけど、その愛想のなさは国籍のせいではないでしょうね。外国人でも愛想のよいお店はあるので…。

 

最後に〜上野は昼酒がいい?〜

2人でお酒は4品、フードも7品頼んで5000円でお釣りが来ました。安い。

けっこう美味しかったし、コスパ的には全く問題なかったです。この値段だと少々離れたところから上野に飲みに来てもその価値はありますね。こういった飲み屋街も駅から近いし。

ただ、"居酒屋耐性"が相当高い人じゃないとこういう店は向かない、とも思いました。なんといってもあまりにもうるさくて、話をするのに声を張らないといけないのがシンドい。妻もそこが面倒くさそうでした。

ただ、この界隈、昼から飲めるところも多いので、「上野で居酒屋探訪しようと思ったら、昼酒に行こう!」というのが、今回の記事の結論になりそうです。

 

※御徒町で飲んだ時の記事です。 

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